デザイン思考 課題図書 〜 発想する会社!

発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法

発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法

発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法

いろんな本から参照されている元祖デザイン思考本。Kindle本が無いので、今までちゅうちょしてましたが、会社で買う機会があり、読んでみました。

ですが、物理本なので読みにくかったです。デザイン思考全体を読み物として読むなら、僕のお気に入りの「クリエイティブマインドセット」の方がKindle本があるのでおすすめです。

この本からの学びを少し抜粋してみました。ぜひ、ご参考に、良い本です。

■P68
よりよいブレインストーミングのための7つの秘訣

特に、
P69
4.力を蓄積し、ジャンプする
→進行役が議論の流れの勢いが途絶えた時にすることが書かれている

P71
6.精神の筋肉をストレッチする
→事前に「本を読んだチーム」「現地の観察をしたチーム」「何もしなかったチーム」の中で観察をしたチームがその他を凌ぐ結果となった。

■P77
ブレインストーミングを台無しにする6つの落とし穴

特に、
P77
3.エキスパート以外立ち入り禁止
→エキスパート崇拝は禁物。ものをつくるやり方を知っている人、現場の経験が豊富人を招待する。

■P83
ホットグループを作る
イノベーションを起こすチームとは?

特に、
P97
チームと信頼
→リーダーが行動で答えるべき、チームメンバーの質問「私のことを気にかけているか?」「あなたを信用してもいいのか?」「チームを成功させることに身を捧げているか?」

P107
最良の気晴らしは、悪ふざけと縁が切れない。

P111
ホット・グループのための8つの風変わりな個性

■P115
プロトタイプはイノベーションへの近道

特に、
P119
作って学ぶ
→「工学では変数が多すぎる方程式は普通は解くことができない」「しかし一方で、正しい推測にもとづいて、そのうちのいくつかの空白を埋めれば、何かしらの答えを出すことができるはずだ」

P126
プロトタイプは写真に勝る
→模型はしばしば相手を驚かし、気持ちを動かして、新しいアイデアを受け入れてもらいやすくする。
→すぐれたプロトタイプは単に伝えるだけではない。説得するのだ。

P256
→「お手玉によるジャグリング」安くて整形しやすい素材での多くのプロトタイプを作成する。

■P137
温室をつくろう
→温室=チームがイノベーションを育成し成長させる場所

特に、
P137
→アスリートには適切な施設が必要が。働く人間も同じである。

■P179
種まきの7つのヒント
→ここぞというところで、他家受粉、偶然、予想外を起こさせる方法。組織の内外で発生する不意の出来事を進んで受け入れる。

■P184
バリアを飛び越える
イノベーションになるためには、クライアントがバリアを飛び越える必要がある

特に、
P185
→人が全く新しい製品を採用するときのバリアを決してあなどってはいけない

P186
→グローバルな掃除機を作るのは難しい。日本人は小さな掃除機を好む。アメリカ人は音の大きな掃除機を好む。

■P216
新しい経験をつくりだす

特に、
P217
→動詞、つまり、行動に焦点をおこう。「小さなサービスの積み重ね」

P218
→「飛行機旅行」のような大きな段階から洞察を得るのは難しい。いくつかの段階に分けて考える。交通機関で空港に着く、ターミナルを見つける、カウンターでチェックし荷物を預ける、出発ゲートを確認する、セキュリティチェックを通過する…など

P222
→既存のテクノロジーやサービスについて新しい使い方を探求する

P236
→新しい経験を提供することは、妥協点を見出してバランスをとることだ。新しい機能を詰め込みすぎない。シンプルなことはシンプルにする。複雑なことは実現可能にする。

P274
→「機能のつめこみと戦う」

P276
→機能を盛り込みすぎると…結局…機能を理解するには複雑すぎ、売るには高すぎるしろものになる。

P291
→製品には標準設定モードが必要だ。基本的な処理は最小限の指示だけですませられるようにすべきである。
→機能をつめこみすぎることで、その製品の最もシンプルで最も一般的な使い方をわかりにくくさせないことだ。

■P319
練習場で球を打つ
イノベーションの練習のために貴重な秘訣