今日は、僕の家で、久しぶりの同窓会だ。
何人か集まり始めてる。
風を入れるために、四隅の窓を開ける。
汗かいてるからシャワーを浴びてくる。
そこにシャワーカーテンを開けて君が入ってくる。
嫌なふりをしたけど、手に力が入ってない。
そこで目が覚めた。
僕は思った。いい夢だった。
君にLINEすることにした。
「夢に出てきたよ」
「君に脱がされてないことを願う」
「指一本触れてないよ、神に誓う」
そんなやりとりを妄想して、
3年ほど前の君の既読スルーを眺めた。
はっきり言って、大袈裟でもなく、包み隠さず言うならば、本当いい夢だったのだ。
君の出演料に課金したいよ。
夢が買えるようになったら、買うんだろうかな。
キャンプのコテージから抜け出して、
川原の岩の上で眺めた深い夏の星空と
中指に絡まった君の匂いを思い出して、
また、すぐ取り出せる近いところにしまった。