クリアかどうかは自分で決めることにした

家の裏の公園と、背もたれてたレンガの壁。


傍観者的に見てた。
傍観者も、こちらを変な目で見てた。

もうそろそろ、クリアでもいいかもしれない。
地下鉄の旅は、もうクリアでいいかな。
あの時、僕は確かにあの時にいた。
自転車ハンドルの好みは「トンボちゃん」
あの時からの影響だったんだな。


やっぱりダメですかねー?そんなことない
ハーブ園の斜面で僕の傷を舐めてくれた
手作りのケント紙で作った写真立て
水色と黄色と灰色、緑と茶色と白のミサンガ
赤いバンダナのポニーテール、青紫のジャージ
黒ワニぬいぐるみの杏樹前髪とオー次郎
背伸びしたけど全然届かなかった知能レベル
伽藍堂の部屋の暗闇で羽毛布団に包まった
キッチンラックや家具の組み立てを趣味にした
大事な本番にファスナーが引っかかった
駅の改札の前で革靴でホントごめんなさい
君の部屋にいた時の別の君からの電話
知識は裏切らないはず残ると信じて泣いた
大事にすると拘束するの分からない違い
しばらくして届いた手紙とメールボムの最後
青春の大切な時間をありがとうが言えていない