アイデアキャンプ ―創造する時代の働き方
- 作者: 中西泰人,岩嵜博論,佐藤益大
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2011/05/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これまた、会社で買った課題図書です。またまた、良い本でした。自分は影響されやすいんかなー?借りもの物理本だったので、付箋がいっぱいになりました。
下記、この本からの得たことの抜粋です。
アイデアを思いつく場所
枕(寝る前ではなく起きた直後)、トイレ、馬(車、移動中)
ツール(発想、発散)
→ 結合の改善、メンバーのアイデアに便乗
KJ法・屋外科学
→ 抽象的にまとめすぎず、直感的にグループ化、異質なものを結合することが肝
ブレインストーミング
ブレインライティング
→ 一人が3つずつアイデアを紙に書く。時間を決めて、それを人数で回しながら書いていく
特性列挙法 ※数値、イラストで書けると、SCAMPERしやすい
→ 要素、特徴、素材、部品、機能、大きさ、目的、値段をなどを強制的にリストアップ
名刺的属性(部品、材料、製法)
形容詞的属性(色、形、大きさ、重さ)
動詞的属性(機能、動き)
内部の構成(部品、機能状態、目的)
外部の環境とのかかわり合い(ユーザ、市場)
SCAMPER
→ 換える、結合する、適応させる、拡大・修正する、別の用途・目的に使う
何かを取り除く、並び替え・逆さまにする 「○○してみると?」
マンダラート ※数値、イラストで書けると、SCAMPERしやすい
その他の方法の前に、ウォームアップとしても良いかも。
ランダムインプット
ツール(収束)
投票
ハイライト法
→ シールで投票
PMI
→ 良い、悪い、興味深いに分類
ストーリーテリング
手書きスケッチの良さ
多様さ、曖昧さ、不確かさ が予期せぬ発見をもたらす(ゆらぎ・偶然と出会いやすい)
スケッチと書いた本人すらも対話が起きる
文具
チームサイズの文具を使う(模造紙のサイズ)
スコッチスティック、ドラフティングテープ → 普通の紙などをポストイットのように貼れる
サインペン → ボールペンよりみんなで見やすい
イーゼル → ダンボールを立てるやつ
75mm x 75mmもいいが、50mm x 50mmのポストイットは限られたスペースでは良い
合宿キャンプのプログラム
共有・収集〜発散〜収束を違った発想方法で2周まわせるとよい。
収束まですると、成果と共にオフィスに戻ることができる。
「次のアクションが決まらない会議」のようにはならなくてすむ。
1日目 情報収集、発散〜収束(KJ法)
2日目 発散(ブレスト)、収束(ストーリーテリング)
考えない時間を予定にいれる(アイデアを思い浮かばせるため)
ブレストキャンプのプログラム
数時間〜半日
残りの30分で収束させると、どのアイデアが発展しそうかを知ることができる。
トレーニングキャンプ
ブレスト、シックスハット、KJ法の個人でのトレーニング
アイデア発想
ワードダンス、カラーバス
定点観測
空間デザイン
机がないと、ホワイトボードまでのみんなの距離が同じになる
時に応じて、机の並べ方、机ありなしを決める。
仮説形成、戦略形成を、組織を切り替えず、同じ組織でやるために行うのが「アイデアキャンプ」